サル痘(R5/5/26からはエムポックス)はポックスウイルスによる感染症です。現在では地球上から絶滅したとされる天然痘ウイルスの仲間です。 このウイルスは1958年に研究用に飼育されていたサルの集団で初めて確認されたため…
カテゴリー: ウイルス性疾患
ジカ熱とチクングニア熱も蚊によって媒介される感染症でデング熱と似ています。発熱と全身の発疹を特徴とし、同じ種類の蚊(やぶ蚊属)によって媒介される感染症です。いずれもアフリカを起源としますが、近年ではアジア、中南米を中心に…
普段、国内ではお目にかからないものの、海外旅行者、インバウンドによる外国人旅行者の増加によって、輸入感染症も増加傾向にあります。ウイルス、細菌、原虫など様々ありその一部はneglected tropical diseas…
伝染性単核球症(infectious mononucleosis:IM)はEBウイルス(EBV:HHV-4)感染症です。主に思春期にEBウイルスに初感染して発症します。日本では幼児期までに90%前後の人が不顕性感染するた…
ジベルバラ色粃糠疹(pityriasis rosea Gibert:PR)は10~30歳代の若年者にみられる炎症性角化症で、健康な人に突然発症し、1個の原発疹(ヘラルド疹)とそれに続く躯幹に多発する紅斑落屑性の皮疹を呈す…
伝染性軟属腫は俗に「みずいぼ」と呼ばれる伝染性軟属腫ウイルス(ポックスウイルス科)によって感染する疾患です。小児や幼児に好発し、夏季に多くみられますが、年間を通しても発生します。皮膚と皮膚の接触やタオル、ビート板、浮き輪…
手足口病(hand-foot-mouth disease:HFMD)はエンテロウイルスによる感染症で、乳幼児に好発し、夏季に流行する感染症です。 病名のように手掌、足底、口腔粘膜に水疱性の発疹を生じます。一般的に軽症です…
Gianotti-Crosti症候群(Gianotti-Crostini syndrome: GCS)は、ウイルス、細菌、ワクチンなどに対する遅延型免疫反応として生じるとされる、臨床的に特徴的な小児の急性発疹症の一つです…
伝染性紅斑は主に小児に見られる疾患で、両頬に平手打ち様の紅斑を生じるために俗に「りんご病」と呼ばれています。 原因はヒトパルボウイルスB19による急性ウイルス性発疹症の一つです。春から夏にかけて増加し、9月には減少します…
風疹は、トガウイルス科に属するRNAウイルス、風疹ウイルスによる感染症で、発熱、発疹、リンパ節腫脹を3大特徴とします。飛沫感染、接触感染により感染拡大します。インフルエンザ(基本再生産数 R0=2~2.4)より伝染力は強…