しばらく、爪水虫についての記事は書いていませんでした。 新しい爪白癬外用薬として書いたのも、2016年ですから、もう10年近く前です。 久しぶりに爪白癬について現状を調べてみたいと思います。 前半は繰り返しになります…
カテゴリー: 真菌症
頭のフケを見た場合、シラクモや頭虱も鑑別に考えておく必要があります。皮膚科診断を極める(宇原 久 著)では、皮膚筋炎、HIV感染症、天疱瘡、ランゲルハンス組織球症、脂漏性皮膚炎、接触皮膚炎(シャンプー、毛染め、化粧品)が…
先日、新しい爪白癬の外用薬が発売されました。それに併せて製薬会社の発売記念の講演会が開催されました。興味を惹かれて、参加してみました。薬剤はルコナック(ルリコナゾール)爪外用液5%です。昨年のクレナフィンに続く製剤です。…
カンジダ症はCandida albicansによる感染症です。皮膚、爪、粘膜、内臓などあらゆる臓器に病変を起こしえます。健康な人でも皮膚、口腔内、膣、糞便から分離される常在菌です。普段は症状は生じませんが、高温、多湿など…
昨日は千葉県皮膚科医会の講演会がありました。「感染経路に基づく白癬治療と爪白癬治療の新しい展開」という演題で、講師は埼玉県済生会川口総合病院皮膚科の加藤卓朗先生でした。 このところ爪の疾患について書いてきましたが、実はこ…
「しらくも・たむし」を書きました。なかなか平易で明確な文って難しいものです。とりあえず書いてみて後でまた書き直せばいいか、と思いアップしました。写真はしばらく後にアップする予定です。 トンズランス感染症をご存じでしょうか…
先日、船橋皮膚科医会がありました。講師は北里大学名誉教授の西山先生です。いつものように次々に繰り出される臨床スライドは圧巻でした。足だけでしかも水虫ではない皮膚病でこんなにいっぱいの疾患があり、また1時間も間が持つなんて…
スポロトリコーシスと共に重要な深在性皮膚真菌症です。熱帯および亜熱帯の多湿地帯に多い疾患ですが、わが国でも500例以上の報告がなされています。一般的には皮膚の局所に局面性の病変を作り、薬物治療などで治癒しますが、稀に小児…
スポロトリコーシスについてまとめてみました。いままで述べてきた水虫、たむし、カンジダ症、癜風などは主に皮膚の表面の角層で増殖するもので、浅在性真菌症といわれるものですが、スポロトリコーシスは皮膚の中、皮下組織まで菌が入り…
マラセチア感染症についてまとめました。マラセチアフルフル(Malassezia furfur)として習った真菌ですが、何と現在は14菌種も存在するそうです。この菌は正常皮膚の常在菌ですが、増殖に脂質を必要とするので、皮脂…