先日の、WEB学会でシミ治療のセッションがありました。講師は葛西健一郎先生でした。 本邦のレーザー治療では豊富な実績をもち、シミの治療の本も上梓している専門の先生です。実際の講演会でも何回か聴講したことがあり、明快に単刀…
カテゴリー: 色素異常症
先日シミの治療についての千葉県皮膚科医会の講演がありました。 講師は当ブログでも度々引用、登場しているシミのスペシャリスト葛西健一郎先生でした。 名著「シミの治療 このシミをどう治す?」の著者でもあります。第1版は20…
茶アザには大きく分けてカフェオレ斑、扁平母斑、ベッカー母斑があります。 1)カフェオレ斑 生下時から、あるいは生後間もなくして生じるコーヒー牛乳色、カフェオレ色の色調が均一な淡褐色の斑を指します。 大きさは0.2~20c…
以前、顔面のシミについて書きましたが(2013.11.16から数回)、そこでは敢えて茶アザについては深く触れませんでした。 それには理由があり、日本では茶アザのことを扁平母斑やカフェオレ斑と呼びならわしてきましたが、諸外…
化学物質による白斑は従来からフェノール系物質を扱う人にみられ、職業性の白斑としてよく知られていました。 この範疇で最近社会問題にもなったのが、カネボウ化粧品の発売したロドデノールによる白斑です。2013年に明らかになり、…
メラノサイトに対する自己免疫によって発症します。したがってメラノサイトを有する全身の各器官に炎症を生じ、それぞれ特有の臨床症状を呈します。眼に対してはブドウ膜(脈絡膜、毛様体、虹彩の総称)炎、緑内障など、髄膜炎、内耳障害…
小児の白斑は、先天性のものが鑑別診断で重要ですが、大人になってから生じたものはまず後天性のものとなります。 やはり尋常性白斑が最も多くなりますが、鑑別すべき疾患をあげてみました。 ◆尋常性白斑・・・すでに書いたので省略。…
先天性の白斑・白皮症の中で、限局型に分類されるものにはいくつか特徴のある疾患があります。脱色素性母斑、結節性硬化症に伴う白斑については既にのべました。それ以外はいずれも極まれなものではありますが、似て非なるものもあります…
結節性硬化症(tuberous sclerosis complex: TSC)による白斑は全国特定機能病院の白斑・白皮症患者統計によると全体の7%を占めています。尋常性白斑60%には及びませんが、サットン母斑、感染症原因…
◆サットン母斑 サットン(Sutton)母斑の頻度は全国262施設の白斑・白皮症患者統計では尋常性白斑(60%)、感染症原因白斑(11%)に続いて第3位(サットン母斑(8%))を占めています。サットン白斑は白ナマズに比べ…