抗リン脂質抗体症候群(antiphospholipid syndrome: APS)は、抗リン脂質抗体の存在下で多臓器の動静脈血栓症、血小板減少症、習慣性流産などの多彩な臨床症状を呈する血液凝固異常症で原発性と全身性エリ…
カテゴリー: 膠原病
全身性エリテマトーデス(Systemic lupus erythematodus: SLE)は腎・心・関節・中枢神経など多臓器障害をきたし、若年の女性に好発する原因不明の自己免疫疾患です。皮膚粘膜症状としては頬部の蝶形紅…
関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis: RA)は関節滑膜炎と骨・軟骨破壊を特徴とする全身性自己免疫疾患ですが、関節以外にもさまざまな臨床症状を伴います。 1951年 SokoloffらはRA患者の筋生検…
膠原病とは1942年にKlempererが提唱した疾患概念です。 全身の結合組織が病変の主座であり、多数の臓器が同時に障害され、どの臓器が病変の中心であるか特定できません。 全身の多臓器に慢性に炎症が持続し、様々な自己免…
蕁麻疹性の病変を示す疾患は多数あります。皮疹の性状から、短時間で出没を繰り返す通常型の定型的蕁麻疹と個疹の持続が1〜3日とやや長期である蕁麻疹様紅斑に分けると理解しやすいと思われます。 蕁麻疹様紅斑は通常の蕁麻疹の5〜2…
先週日本臨床皮膚科医会三ブロック学術大会がありました。 その時の講演の中でのさわりを一寸。 ◆成人の顔の赤い皮疹の鑑別と治療 自治医科大学 村田 哲 先生 顔の赤い皮疹は湿疹から皮膚ガンに至るまで多岐に亘っていて枚挙に…
膠原病の指・足趾、爪囲のことを書いていて、どうも気になることがあります。 足先の色の変化や傷はよくみかけるのですが、その原因は千差万別でしかも重大な病気であったり、その部分症状だったりすることがあります。 自身で全て経験…
エリテマトーデス(紅斑性狼瘡, lupus erythematosus:LE)の中心に位置するともいえる全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus: SLE)はまた膠原病、全身性自己…
【皮膚筋炎】 皮膚筋炎は、主に近位の骨格筋が対称的に侵される原因不明の炎症性疾患で、特徴的かつ様々な皮膚症状を伴います。遺伝的、体質的なベースの上にウイルス感染、自己免疫、内臓悪性腫瘍、感染アレルギーなどが相俟って発症す…
膠原病を一言で定義することは難しいですが、全身の結合組織を系統的に侵襲し、フィブリノイド変性を生じる疾患群で、それぞれの疾患に特異的な自己抗体が出現することから、自己免疫疾患の要素が強いと考えられています。膠原病では特定…