円形脱毛症の鑑別

円形脱毛症と鑑別を要する脱毛症は、全ての後天性の脱毛症になるかもしれません。従って全ての脱毛症の分類を羅列することになります。 これは、細かいもの、稀な原因をも含めると煩雑なものになりますので大まかなところを列記します。…

円形脱毛症の治療

◆誘因の除去・・・明らかな誘因(感染症、疲労、ストレスなど)があれば、それを取り除くことは有意義ですが、むしろ明らかでないことのほうが多いようです。 ◆自己免疫反応の抑制 【ステロイド剤】 *外用剤・・・一般的に良く使用…

円形脱毛症

後天性脱毛症の中では最も多くみられ、人口の0.1~0.2%に発生するそうです。一生のうちに本症になる確率は1.7%になるともいわれています。 一般的に自覚症状はありませんが、軽い赤みや違和感があることもあります。活動期に…

脱毛症の診断

脱毛症の診断は眼で見るパターン診断も有用です。ある程度のことは見た目のパターンでも推定できますが、診断に有用なものに、トリコスコピー、病理組織診断法があります。 癖毛、縮毛(ちじれ毛)、巻き毛によって薄毛になる先天性の疾…

毛の一生

人間の胎児の皮膚は外胚葉由来の1層の表皮だけでできていますが、胎生40日頃より、2層の重層構造をとるようになり、65日頃からこの表皮が真皮のほうに張り出して毛芽を形成します。毛芽の下には間葉細胞が凝集します。85日頃にな…

毛にまつわる迷信

脱毛症の本をみていたら、新潟大学の伊藤雅章教授の「毛にまつわる迷信を正す」という記事がありありました。 自分自身でもそれは違うんじゃないか、と思っても医学的に、科学的に説明できずにいました。 明快に解答してあり、毛のこと…

脱毛症

先日の浦安皮膚臨床懇話会は「脱毛症の病態と治療」という演題での講演でした。講師は慶応義塾大学の大山 学先生でした。 脱毛症はふだん外来診療していても結構多く見られますが、あまり学問的に考えたことはなく、パターン認識によっ…