頻度はそれ程多くはありませんが遺伝性の光線過敏症(一部後天性もありますが)のなかで忘れてはならない重要な疾患です。 平成29年度の皮膚科研修講習会での中野先生のお話を中心に書いてみます。 ポルフィリン症 講師 …
投稿者: otibohiroi
先日の日本皮膚科学会総会での印象的な講演の一つ。 かつて当ブログにも書きました。大阪大学玉井克人先生の講演です。 「皮膚臓器の広がり:皮膚から骨髄へ、骨髄から皮膚への時空的広がり」 会頭の秀 道広先生の考えられた会頭特別…
先日の広島の日本皮膚科学会総会の演題で一寸興味を惹かれたこと。 初日にあった講演で皮膚科の中で最も権威があると言われる皆見賞受賞記念講演と、皮膚科で長年の功績があった人に贈られるMaster of Dermatology…
アトピー性皮膚炎が、慢性の疾患でいまだに明確な原因、従って根本的な治療法がない疾患であるというのはまぎれもない事実です。ただ、最近(と言っても21世紀に入ってから)はだいぶ以前とは様相が違って視界が開けてきた感があります…
最近の日本皮膚科学会雑誌にホクロとメラノーマの判断の難しい例の報告、ディベートがありました。 専門的で難しい内容で、また難しい論争ではありますが、重要な事柄なので思うところを述べてみます。 「表皮内メラノーマへの移行が考…
先日、千葉県皮膚科医会・日臨皮学術講演会がありました。その中で「掌蹠膿疱症診療 Update」という講演がありました。講師は東京歯科大学市川総合病院皮膚科の高橋愼一先生でした。 以前、2014年2月に掌蹠膿疱症についてか…
DNA損傷、ゲノム不安定症候群で光線過敏を呈する疾患として、XP,CSなどと共に上げられる疾患にBloom症候群(Bloom’s syndrome: BS)があります。非常に稀な疾患で世界で数百例、本邦でも数十例ですが、…
コケイン症候群(Cockayne syndrome :CS)は紫外線に対するDNA損傷の修復システム(DNA repair)の中でヌクレチオド除去修復、特に転写共役修復(転写領域のDNA損傷の優先的な修復)に異常があり発…
オテズラのことを書いたついでに、その薬効の中心となるサイクリックAMP(cAMP)のことについて書いてみます。 オテズラ錠の使用ガイドには、その作用機序として次のように書いてあります。 「ターゲットとなるPDE4はcAM…
乾癬治療薬オテズラの発売から1年たち、発売1周年記念の講演会が各地で開催されています。千葉でも講演会が開催されました。帝京大学の多田弥生先生が特別講演をされました。「乾癬治療の新たな選択肢~オテズラ錠の意義について」と…