まだら症など

先天性の白斑・白皮症の中で、限局型に分類されるものにはいくつか特徴のある疾患があります。脱色素性母斑、結節性硬化症に伴う白斑については既にのべました。それ以外はいずれも極まれなものではありますが、似て非なるものもあります…

脱色素性母斑

小児の白斑でたまにみられるのが、脱色素性母斑です。うっかりすると尋常性白斑と見誤ることがあります。 これは先天性限局性の母斑ですので、その大きさは生涯不変です。 尋常性白斑とは以下の点で異なっていて鑑別できます。 ちなみ…

小児の白斑

先天性の白斑と後天性の白斑がありますが、頻度では後天性の白斑が圧倒的に多数を占めます。 通常の外来でよくみられる(相談を受ける)白斑を中心に述べてみます。 【後天性白斑】 ◆尋常性白斑・・・前に書いたので省略 ◆顔面単純…

皮膚の色(3)

白斑、白皮症は先天性、後天性と多岐に亘り、皮膚科医でも専門領域の医師でもない限り、その全貌を把握するのは至難の業かと思われます。それにGWASなど遺伝子検索の飛躍的な進歩によって次々に新たな分類項目が増えていくといった状…

皮膚の色(2)

浦安で「皮膚の色に関する最近の話題」という講演会がありました。講師は山形大学の鈴木民夫先生でした。 かつて生化学教室に属していたというだけあって基礎的でなかなか高度な(難かしい)講演内容でした。 その内容をかいつまんで、…