関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis: RA)は関節滑膜炎と骨・軟骨破壊を特徴とする全身性自己免疫疾患ですが、関節以外にもさまざまな臨床症状を伴います。 1951年 SokoloffらはRA患者の筋生検…
投稿者: otibohiroi
膠原病とは1942年にKlempererが提唱した疾患概念です。 全身の結合組織が病変の主座であり、多数の臓器が同時に障害され、どの臓器が病変の中心であるか特定できません。 全身の多臓器に慢性に炎症が持続し、様々な自己免…
閉塞性動脈硬化症(arteriosclerosis obliterans: ASO)は主に下肢主幹血管の動脈硬化による狭窄閉塞で末梢への血流が減少し、虚血症状を示します。50歳以上の男性に多く、高血圧、脂質異常、糖尿病な…
抗糸球体基底膜抗体病(抗GBM病、anti-GBM disease)とは、抗糸球体基底膜(glomelular basement membrane: GBM)抗体によって引き起こされる予後不良の腎・肺病変です。 2012…
感染性血管炎とは、感染が発症原因として強く考えられる血管炎の総称です。 ただ、多くの血管炎に細菌、ウイルスなどがきっかけになっていることは常に報告されてきたところです。 その発症には感染病原体の直接の作用とIC,ANCA…
浅在性血栓性静脈炎は下肢を中心とした皮下組織の浅在性静脈に好発し、表在静脈に沿って索状、または指頭大までの有痛性の浸潤性紅斑または結節を形成する疾患です。 その原因は多くありますが、大きく分けると(1)凝固線溶系の異常に…
Chapel-Hill分類1994、2012による血管炎の分類では、血管炎を血管の大きさから、大血管、中血管、小血管に大きく分けました。CHCC2012では、これに加えてさらに4つのカテゴリーが追加されました。 ・多様な…
ベーチェット病(Behcet’s Disease :BD)はChapel-Hill会議(2012)では種々の血管を侵す血管炎(Variable vessel vasculitis: VVV)という項目にCog…
川崎病は1967年川崎富作が「急性熱性皮膚粘膜リンパ腺症候群」として報告してから、同様症例の累積により独立疾患として認められ、一般的に川崎病又はmucutaneouslymphonode synderome とよばれるよ…
結節性多発動脈炎(polyarteritis nodosa: PAN)はそもそも病理的な血管炎の始まりともいうべき名称で、1866年にKussmaulとMaierが剖検例において多臓器に分布する動脈の周囲に結節状の炎症が…