動物咬傷

犬や猫による咬傷を時々外来でみます。それ以外にペットや野生動物、またヒトによる咬傷もあります。 これらによる感染症の起因菌に決まったものはありませんが、いずれも種々の雑菌を持っており、混合感染を生じます。 罹患率は小児で…

山のお師匠さん

 先日、訃報が舞い込みました。 久しくご無沙汰していたTさんのものでした。 彼は、小生の山のお師匠さんともいえる人でした。先日も山仲間の友人と会ったおりに、Tさんの話題がでました。「このところ、ご無沙汰しているけどTさん…

あせものより

 ”あせものより”と一般にいわれる病気は医学用語では(乳児)多発性汗腺膿瘍とよばれます。あせも(汗疹)が悪化し、黄色ブドウ球菌が感染し皮膚の浅在性あるいは深在性の化膿性の膿瘍が生じたものです。近年は住環境が整備され、エア…

蜂窩織炎

蜂巣炎ともよびます。 真皮深層から皮下脂肪織を病変の主座とする急性びまん性深在性の細菌感染症です。起因菌は化膿レンサ球菌、黄色ブドウ球菌が主ですが、その他の菌が原因となる場合もあります。 四肢、特に下腿が好発部位ですが、…

丹毒

真皮の浅層を主座とするA群β溶連菌による感染症です。一部には黄色ブドウ球菌、肺炎球菌が起因菌になることもあります。 顔面・四肢特に下腿が好発部位です。 特別な傷、誘因がなくても、あるいは軽微な傷から細菌が皮膚に侵入し突然…