犬や猫による咬傷を時々外来でみます。それ以外にペットや野生動物、またヒトによる咬傷もあります。 これらによる感染症の起因菌に決まったものはありませんが、いずれも種々の雑菌を持っており、混合感染を生じます。 罹患率は小児で…
投稿者: otibohiroi
先日、訃報が舞い込みました。 久しくご無沙汰していたTさんのものでした。 彼は、小生の山のお師匠さんともいえる人でした。先日も山仲間の友人と会ったおりに、Tさんの話題がでました。「このところ、ご無沙汰しているけどTさん…
急性の細菌感染症について、書いてきましたが、慢性に続く皮下腫瘤や、膿を排出する一連の疾患群があり、慢性膿皮症として一括されています。細菌感染症の項目に分類され、確かに二次的に細菌感染が関与してはいますが、アポクリン汗腺…
”あせものより”と一般にいわれる病気は医学用語では(乳児)多発性汗腺膿瘍とよばれます。あせも(汗疹)が悪化し、黄色ブドウ球菌が感染し皮膚の浅在性あるいは深在性の化膿性の膿瘍が生じたものです。近年は住環境が整備され、エア…
黄色ブドウ球菌の増殖部位があり、そこで産生される毒素TSS(toxic shock syndrome) toxin-1, SE(staphylococcal enterotoxin) B,Cなどによって引き起こされる毒…
先日、車の運転をしながら、石丸謙二郎の「山カフェ」という番組を聴いていました。その日はテーマが「山びとの生き方 谷口 けい」でゲストが山岳ライター 大石 明弘氏でした。 谷口 けいのことは、凄い女性クライマーだったが、…
ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(staphylococcal scalded skin syndrome: SSSS;4S)は黄色ブドウ球菌が産生する表皮剥脱毒素(exfoliative toxin:ET)によって全身に…
皮下組織深部の浅筋膜(深層筋膜)に広範囲に細菌感染が波及して、筋膜上を急速、広範囲に水平方向に拡大して組織壊死を生じる重症の軟部組織感染症です。起因菌は問いませんが、化膿レンサ球菌単独または黄色ブドウ球菌の混合感染して生…
蜂巣炎ともよびます。 真皮深層から皮下脂肪織を病変の主座とする急性びまん性深在性の細菌感染症です。起因菌は化膿レンサ球菌、黄色ブドウ球菌が主ですが、その他の菌が原因となる場合もあります。 四肢、特に下腿が好発部位ですが、…
真皮の浅層を主座とするA群β溶連菌による感染症です。一部には黄色ブドウ球菌、肺炎球菌が起因菌になることもあります。 顔面・四肢特に下腿が好発部位です。 特別な傷、誘因がなくても、あるいは軽微な傷から細菌が皮膚に侵入し突然…