「ドコトテ 御手の真中ナル」 一月二十日夜のNHKテレビ「映像の世紀ーー兵士たちの負う心の傷トラウマ」は、感傷の情にたえませんでした。 日本が終戦から八十年となる今年、その時五歳であった私はいろいろと考えさせ…
カテゴリー: 中原寺メール(前住職の許可を得て転載)
[光といのち きわみなき世界へ] 先頃はじめて親族の死に出あい、一連の葬儀の進行を見ていた五歳の孫が、翌日母親と交わしたのがこんな会話でした。 孫「おじいちゃんは今どこにいるのかなぁ」 母…
[いつでも他人事で過ごす] 暖冬に油断してか、久しぶりに風邪をひいて喉をやられました。声が出ないというのは本当に困ったもので人とのコミュニケーションが通じない苛立ちを経験しました。 しかし、今年は周囲…
「自分の足で歩くことの大切さを知る」 八月末を第一回として「心を整える会」がお寺の新しい行事として始まります。 まだ朝の静けさが残る十時から本堂で読経、座禅(静座)、写経といった体験を通して日頃の疲れた心を整…
どんな時でも真ん中に人間がいてほしい 絵画 【『叫び』 エドヴァルド・ムンク】 「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」 年ごとに沸騰する厳しい暑さに辟易しています。 同時に日々報じられる国内外の動向(戦争、紛争、…
葉っぱのフレディに自分の姿を見る つい先日の朝刊のコラムにこんな記事が載っていました。 『東京都知事選で選挙ポスターが物議を醸している。品位のない掲示手法は論外だが、九州では投票を呼び掛ける選挙啓発ポスターが話題にな…
仏教者として生きていますか___自分に 去る五月二十日夜に放映されたNHKテレビ『映像の世紀』は「殺人兵器カラシニコフ銃1億丁 戦火と憎しみの世界で巨大化したモンスター」というタイトルでした。 『人類史上、最も多く…
井の中の蛙 大海を知らず 三月の二十七日から二十九日までの三日間、カリフォルニア州バークレー市の「本願寺仏教センター」を会場に開催された『アメリカと日本のチャプレン会議』に出席するご縁をいただきました。 チャプレン…
「あらゆる人々と共に歩むのが仏道」 新年を迎えたその日に起きた震度7の能登半島地震は、大規模な災害をもたらして、いまだその被害の全容がつかめない極めて深刻な状態にあります。被災されました方々に心よりお見舞い…
日に日に新たなり どなたもはじめての2024年の1月1日をむかえました。 どこかの大学の校歌に「日に日に新たに」で始まる歌詞があります。再三その学校の体質が問題となって世間の非難を浴びていますが、この最初の歌詞はな…