◆播種状紅斑丘疹型薬疹 播種状紅斑丘疹(maculopapular:MP)型薬疹は薬疹の中で最も多い臨床型です。比較的均一で小型の紅斑や小紅色丘疹が左右対称性に全身に播種状に多発してきます。ペニシリン系やセフェム系、テト…
投稿者: otibohiroi
薬疹とは「体内に摂取された薬剤、あるいはその代謝産物の直接的、間接的な作用によって誘導される皮膚粘膜病変である。但し経皮的な投与は除く。」と定義されています。 しかし、薬剤だけではなく、ウイルスとの関連や、さらに運動、食…
時折薬疹についての記事を書いてきました。重症薬疹や光線過敏性薬疹など、ワンポイントの講演要旨などをまとめたりしていましたが、系統だって調べたり、まとめたりはしてきませんでした。時代と共に使われる薬剤は異なり、増加し、また…
NF1についての最近の知見 【遺伝的背景】 NF1遺伝子が原因遺伝子であることが明らかにされました(1990)。それは17番染色体長腕(17q11.2)にあり、ゲノムDNAは350kbに及ぶ巨大な遺伝子で、計60個のエク…
神経線維腫症1型(NF1: neurofibromatosis type 1) von Recklinghausen病、母斑症とも呼ばれます。各種ある母斑症の代表的な疾患ともいえます。 NFは8型に分類されています。NF…
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 マイレージが貯まったので、年末から念願のハワイにいってきました。と言っても3泊だけの弾丸ツアーでしたが。 年末から風邪気味で、ホテルで休むぐらいかと思っていま…
茶アザには大きく分けてカフェオレ斑、扁平母斑、ベッカー母斑があります。 1)カフェオレ斑 生下時から、あるいは生後間もなくして生じるコーヒー牛乳色、カフェオレ色の色調が均一な淡褐色の斑を指します。 大きさは0.2~20c…
以前、顔面のシミについて書きましたが(2013.11.16から数回)、そこでは敢えて茶アザについては深く触れませんでした。 それには理由があり、日本では茶アザのことを扁平母斑やカフェオレ斑と呼びならわしてきましたが、諸外…
時々、”にきび”について書いていますが、最近のにきび治療はここ数年で大きく変わってきました。これまで、ずっとイオウ製剤か、抗生剤一本やりだったのが、長足の進歩です。というか、先生によってはやっと日本のニキビ治療も諸外国(…
日本皮膚悪性腫瘍学会が行なっている悪性腫瘍黒色腫予後調査では2005年から3000例近い症例を集積しています。それによると病変が局所に留まる症例は全体の61%、リンパ節に及ぶ例が22%、遠隔転移がある例が11%だそうです…