昨日アメリカから帰ってきました。
自ら望んで行ったアメリカ旅行なのに、数々の失敗などして楽しかったこともあったけれど、結構緊張して過ごしたせいか、体重も2Kg減って帰国しました。けだるさ、眠さはありますが、やや回復しつつあります。これが曲者で数日経ってからやっと時差ぼけが目立ってくることが多いのです。年寄りは反応も鈍く遅い。
ツアー旅行で添乗員の旗の許について歩けば、より安くあがり、苦労もなく、日本語での解説も聞けてずっと楽で有意義な旅ができたのではないか、何を好き好んで一人旅を、と思わなくもなかったですが、一人気ままなのが好き、そもそも集団になじまない独りよがりな性格が自分旅を選ばせているのでしょう。
ここでわざわざ旅行記をブログに書く必要もない訳ですが、サクサク進んだ旅よりも失敗だらけの旅のほうがかえって読むのに面白いかもしれません。
旅の案内記ではなく、勝手な旅の手記でお目汚ししてみます。(どうでもよい人にははた迷惑かもしれませんのでスルーして下さい。)
旅の始まりは羽田から。
年を考えればビジネスクラスを選ぶべきものを、そろそろ年金生活にも入りそうで、パートナーに遠慮しつつエコノミークラスを選択。当初真ん中の席を割り当てられましたが、さすがに身動きできにくそうと思い、1万円の追加で通路側を選択しました。エコノミークラス症候群に気を付けて足踏みや時々立ち上がり歩き。
海外旅行は妻にまかせっきりで自分で行くのは皮膚科学会がらみで、それも開催都市周辺のさまよい歩きだけでした。旅慣れているわけではなく、山登りが趣味で街歩きは苦手、特段の趣味もなくデジタルも苦手ときています。
本来はフラーと街歩きなどをしたい派なのですが、海外ではそうもいっておられません。ガイドブックを片手に旅程を組みました。
嘗て米国留学時に大金を持参して申告を不正確に適当に書いて、それを税関で咎められ、長いこと別室で取り調べられ、始末書(?)を渡され、留学先の大学に泣きついて事なきを得たことがありました。だからアメリカの税関は大嫌い。未だにトラウマが残っています。
今回はトランプ大統領になったとあって緊張。ChatGPTに尋ねるという奥の手を考えつきました。食物アレルギーもあり、ボスミンと注射器を持参したい、と聞くと注射は麻薬など最も疑われます。医師といえども書類を作って申告すること、との当たり前の返事。面倒になって持参を止めました。代わりに抗アレルギー剤とプレドニンを持参。
また最近はeSIMを使用するのは当たり前になっていますが、イタリアでも台湾でも操作に失敗。余計な金額を支払う失態をおかしました。今回は妻にトリファを勧められました。これがインストール時点でトラブル。アカウントをパソコンと携帯に両方作ったせいか上手く携帯に導入できずチャット機能を使って教わりQRコードから携帯にやっと導入できました。やれやれ。米国到着時もチャットで操作をトリファに相談。
さて緊張の税関です。食料は肉エキスもダメとか。想定問答集をChatGPTに作ってもらい手帳に書いて持参。ところが税関の係官は面倒臭そうにエスタもまともに開いて見ない。foodはあるかと聞くので手帳のメモを見せたらちらっと見ただけでサッサと行け、との合図。指紋と顔面認証だけであっという間にスルー。気抜けするほどでした。これも係官によるのかもと思いました。
夕方到着で税関などで時間をとるだろうから夜になり地下鉄は心配だからタクシー100ドルは仕方ないかと思っていましたが、あっという間に入国。まだ時間に余裕がありそうということで慣れない地下鉄で宿屋まで向かいました。
まずはアメリカ無事入国でした。
JFK(John F. Kennedy)国際空港からエアトレインでジャマイカ駅へ
ジャマイカ駅(Sutphin Blvd Sta.)から地下鉄でマンハッタンへ
Apple Wallet のタッチクレジットでOK Suicaと同様 1回 438円なり
タクシー、Uberだとマンハッタンまで100ドル位かかるからお財布に優しい
乗り換えも分かりやすくダウンタウンのAstorPLに到着
乗った地下鉄が無事に停まるか心配で隣の女性に聞くと停まると教えてくれた
次の駅で降りるのよ、と教えてくれて下車していった。基本こちらから問いかけるとニューヨークの女性は親切だった。
駅からの夜道も賑やかで危ない感じはなかった。まずはアパートについて一安心。長いアメリカでの1日が無事に終わりました。