皮膚白血球破砕性血管炎(cutaneous leukocytoclastic angiitis(CLA)はCHCC1994(Chapel-Hill会議)によって「全身性血管炎症状や糸球体腎炎を伴わない皮膚限局性血管炎で、…
カテゴリー: 血管炎・紫斑病・循環障害
蕁麻疹性の病変を示す疾患は多数あります。皮疹の性状から、短時間で出没を繰り返す通常型の定型的蕁麻疹と個疹の持続が1〜3日とやや長期である蕁麻疹様紅斑に分けると理解しやすいと思われます。 蕁麻疹様紅斑は通常の蕁麻疹の5〜2…
IgA血管炎は以前Henoch-Schönlein purpura(HSP)あるいはアナフィラクトイド紫斑と呼ばれていました。小児では全血管炎の90%以上を占めるといわれ、成人においても多くみられ、実臨床で最も目にする皮…
結節性多発動脈炎は1866年にKussmaul&Maierが剖検例で諸臓器の動脈周囲に結節状の肥厚を認める壊死性血管炎の症例を結節性動脈周囲炎(periarteritis nododa)として報告したのが最初です…
皮膚科を長くやっていても一向に解らない領域もあります。血管炎、循環障害もその一つです。いろんな病態、疾患がからみあっていてすっきり理解できません。講演を聴いても分かったような、わからなかったような・・・、結局よく分かりま…
先日、市川市医師会の学術講演会で、フットケアの講演がありました。講師は埼玉県済生会川口総合病院の高山かおる先生でした。一寸前は高山先生の接触皮膚炎の講演がありました。また違った方面の話が聴けました。 日常の外来診療をして…
先週日本臨床皮膚科医会三ブロック学術大会がありました。 その時の講演の中でのさわりを一寸。 ◆成人の顔の赤い皮疹の鑑別と治療 自治医科大学 村田 哲 先生 顔の赤い皮疹は湿疹から皮膚ガンに至るまで多岐に亘っていて枚挙に…
膠原病の指・足趾、爪囲のことを書いていて、どうも気になることがあります。 足先の色の変化や傷はよくみかけるのですが、その原因は千差万別でしかも重大な病気であったり、その部分症状だったりすることがあります。 自身で全て経験…
治療のガイドラインとしては、TASC, TASCIIという日本を含む各国の専門家が集まって作られたコンセンサスドキュメントがあるそうです。 TASC: Trans-Atlantic Inter-Society Conse…
脈管疾患では、心疾患と脳血管障害は比較的に一般にも認知されていますが、それに対応して末梢動脈疾患(peripheral arterial disease: PAD)はあまり一般には知れわたってはいません。本来はPADとい…