抗糸球体基底膜抗体病(抗GBM病、anti-GBM disease)とは、抗糸球体基底膜(glomelular basement membrane: GBM)抗体によって引き起こされる予後不良の腎・肺病変です。 2012…
カテゴリー: 血管炎・紫斑病・循環障害
感染性血管炎とは、感染が発症原因として強く考えられる血管炎の総称です。 ただ、多くの血管炎に細菌、ウイルスなどがきっかけになっていることは常に報告されてきたところです。 その発症には感染病原体の直接の作用とIC,ANCA…
浅在性血栓性静脈炎は下肢を中心とした皮下組織の浅在性静脈に好発し、表在静脈に沿って索状、または指頭大までの有痛性の浸潤性紅斑または結節を形成する疾患です。 その原因は多くありますが、大きく分けると(1)凝固線溶系の異常に…
Chapel-Hill分類1994、2012による血管炎の分類では、血管炎を血管の大きさから、大血管、中血管、小血管に大きく分けました。CHCC2012では、これに加えてさらに4つのカテゴリーが追加されました。 ・多様な…
ベーチェット病(Behcet’s Disease :BD)はChapel-Hill会議(2012)では種々の血管を侵す血管炎(Variable vessel vasculitis: VVV)という項目にCog…
川崎病は1967年川崎富作が「急性熱性皮膚粘膜リンパ腺症候群」として報告してから、同様症例の累積により独立疾患として認められ、一般的に川崎病又はmucutaneouslymphonode synderome とよばれるよ…
結節性多発動脈炎(polyarteritis nodosa: PAN)はそもそも病理的な血管炎の始まりともいうべき名称で、1866年にKussmaulとMaierが剖検例において多臓器に分布する動脈の周囲に結節状の炎症が…
小型・中型の血管炎は大きく免疫複合体(IC)が関与するものと、抗好中球細胞質抗体(ANCA)が関与するものに分けられます。ICが関与するものについては先に書きましたし、ANCAが関与するもので、本邦で多い顕微鏡的多発血管…
顕微鏡的多発血管炎(microscopic polyangiitis: MPA)はANCA関連血管炎の一つです。皮膚症状は30~60%に紫斑や網状皮斑がみられるとされます。したがって一般の皮膚科医にはどちらかというとなじ…
クリオグロブリン(cryoglobulin: CG)とは低温で沈降し、37度に加熱すると溶解する蛋白質です。CGが血液中に異常に増加した状態をCG血症といいます。その構成成分によって3型に分けられます。 Ⅰ型CG・・・単…