痒疹を難しくしているのは、その定義と歴史的な複雑な経緯があります。その辺の事情を参考教本を元に調べてみました。 痒疹とは何か?簡単にいうと「痒い丘疹がぱらぱらとみられる疾患」ということです。 痒疹(Prurigo)という…
カテゴリー: 蕁麻疹・痒疹
昨年、船橋市皮膚科医会の講演会で西山先生の「痒疹について」の講演がありました。痒疹は従来から定義の難しい疾患です。しかし、日常診療でよくみられる疾患です。急性痒疹といえば、いわば虫刺されのようなもので特に夏場は普段にみら…
4月5日(日)のNHKスペシャル「新アレルギー治療~鍵を握る免疫細胞~」を興味深くみました。 近年増えてきたアレルギー、国民病とも言われる花粉症、食物・動物アレルギーを根本的に治す鍵を握る”Tレグ”とよばれる免疫細胞を中…
セツキシマブ(アービタックス)は抗ヒト/マウスキメラ型EGFRモノクローナル抗体です。頭頸部癌、EGFR陽性の治癒切除不能な進行性、再発結腸、直腸癌に用いられます。通常成人には週1回、初回は400mg/m2(体表面積)を…
蕁麻疹の治療には抗ヒスタミン剤の使用が原則です。その中でも中枢神経移行性が少なく眠気の少ない第2世代の抗ヒスタミン薬が第一選択薬として推奨されています。 急性蕁麻疹では通常の抗ヒスタミン薬の使用で軽快した場合でも数日以上…
いままで述べてきましたように、蕁麻疹の治療はその経過や病型、さらに重症度に応じて対応、処置、薬剤が異なってきます。また長期化した慢性蕁麻疹の場合は、その予後に関する説明も必要になってきます。 まず、大きく原因を特定できる…
蕁麻疹と同様に血管透過性の亢進によって皮膚や粘膜が一過性に腫れることがあります。多くの場合は眼や口や喉など顔面が多いのですが、体のどこにでもできます。ただ、蕁麻疹は赤みや痒みが強く、普通は数時間で消えますが、血管性浮腫は…
蕁麻疹の分類についてまとめましたので全体像はつかめたかと思います。それで、今回はそれぞれ細かく分類された病型の臨床的な特徴について、調べてみたいと思います。 *特発性蕁麻疹・・・特別な誘因がなく、毎日のように出没して、特…
日本皮膚科学会では2005年に「蕁麻疹・血管性浮腫の治療ガイドライン」を作成しましたが、2011年に国内外の新たな知見を加えて、改訂版とでもいうべき、現時点での最新版のガイドラインが作成されました。それに基づいて分類、病…
蕁麻疹とは何か、ということについて述べてみます。 蕁麻疹は皮膚に突然蚊に刺されたような赤い膨らみが生じ、多くは痒みを伴いますが中にはちくちくした痛みを伴ったりもします。数時間で跡形もなく消えてしまうのが特徴です。一般的に…