【イピリヌマブ】 抗CTLA(cytotoxic T-lymphocyte)-4抗体 (イピリムマブ: ヤーボイ)はIgG1型完全ヒト化モノクローナル抗体です。CTLA-4に結合してT細胞の活性化と増殖を促進します。 こ…
カテゴリー: 皮膚悪性腫瘍
癌免疫(癌に対して免疫反応は起こるが抑制されている)の仕組みと、それに作用する免疫チェックポイント阻害薬の機序についてみてみたいと思います。 1)プライミングフェース 抗原提示細胞といわれる樹状細胞がその中心になります。…
癌の免疫療法の歴史はかなり古くからあることを前回書きました。(それは当日の講師の宇原先生のブログにも詳しく書いてあることも書きました。) しかし、動物実験などではキラーT細胞などの獲得免疫は有効でも、実際のヒトに対しては…
メラノーマに使われてきた抗がん剤の代表は1970年代からずっとDTIC(ダカルバジン)でした。しかしその効果は極めて限定的でした。 ところが、2011年にBRAF阻害剤のvemurafenibと抗CTLA-4抗体であるi…
先日、といってもしばらく前にメラノーマの免疫チェックポイント阻害薬の話、講習会がありました。 ここのところ、免疫だの、阻害薬だの一般にはなじみの薄い話題ばかり取り上げてきましたが、またしてもこ難しそうな話題で恐縮です。 …
千葉市医師会講演会での大原國章先生の講演の要旨です。 黒い爪をみたら、次の5つの疾患を考える必要があります。 1)悪性黒色腫(Malignant Melanoma: MM) 2)爪甲色素線条 3)Bowen病 4)血腫 …
昨日、千葉市医師会の講演会がありました。講師は元虎の門病院皮膚科部長の大原國章先生です。 大原先生の講演はもう恒例となった感があります。いつも期待に胸弾む講演です。こんな素晴らしい講演なのに、今回は他の講演会も重なったた…
爪周囲、および爪甲下にも悪性黒色腫はできることがあります。爪母部(爪の基部)上皮に存在するメラノサイトの癌化によって生じることが最も多いとされます。この場合は、初期症状は爪甲色素線条として爪に茶~黒褐色の縦の線が見られま…
◆爪および爪の周囲には上皮性の腫瘍が見られることがありますが、その多くはイボです。 爪の側面にできることが多く爪を噛んだり引っ張ったりする人に多いことからもそれが裏付けられます。普通4ー5年くらいの経過をとるとされますが…
爪の腫瘍について、調べてみるとブログに書きました。 それで、Baran&Dawberの教本を調べてみて、そのあまりの多さ、知らない病気の多さに今更ながらびっくりしてしまいました。爪および爪囲、指まで含めると皮膚…