小児の白斑でたまにみられるのが、脱色素性母斑です。うっかりすると尋常性白斑と見誤ることがあります。 これは先天性限局性の母斑ですので、その大きさは生涯不変です。 尋常性白斑とは以下の点で異なっていて鑑別できます。 ちなみ…
カテゴリー: 色素異常症
先天性の白斑と後天性の白斑がありますが、頻度では後天性の白斑が圧倒的に多数を占めます。 通常の外来でよくみられる(相談を受ける)白斑を中心に述べてみます。 【後天性白斑】 ◆尋常性白斑・・・前に書いたので省略 ◆顔面単純…
眼皮膚白皮症(oculocutaneous albinism:OCA)はごくまれな先天性の白斑を生じる疾患です。「1989年、富田 靖らのグループ(東北大学)が世界で初めてチロシナーゼ遺伝子変異を同定し、新しいゲノム医学…
尋常性白斑(白斑、白なまず)については過去に当ブログに書きました。(2012.4.6)。 おおよそのところは繰り返しになってしまいますが、新しい知見も含めて再度書いてみます。 ◆名称について 2011年ボルドーのVGIC…
白斑、白皮症は先天性、後天性と多岐に亘り、皮膚科医でも専門領域の医師でもない限り、その全貌を把握するのは至難の業かと思われます。それにGWASなど遺伝子検索の飛躍的な進歩によって次々に新たな分類項目が増えていくといった状…
浦安で「皮膚の色に関する最近の話題」という講演会がありました。講師は山形大学の鈴木民夫先生でした。 かつて生化学教室に属していたというだけあって基礎的でなかなか高度な(難かしい)講演内容でした。 その内容をかいつまんで、…
先日、京都で日本皮膚科学会総会がありました。会頭は慈恵会医科大学の中川先生、乾癬の専門家です。それで、招待講演も”ライフワークである乾癬の分野を通して長い親交のある” King’s College Londo…
先日、皮膚科光線療法推進の会主催のセミナーがありました。今回は白斑の治療に絞ったもので、テーマは 「皮膚科光線療法で白斑を治療します。各機器を使用した治療の工夫」と銘打ったものでした。 最近、紫外線治療機器はさまざまな種…
先日L社のIPL(Intense Pulsed Light)の講習会がありました。IPLは広帯域波長を発振するフラッシュランプでレーザーが単一波長の光源であるのに対して、キセノンランプを光源とした多波長で連続性、散乱性の…
昨年の千葉市医師会学術講演会で、大原先生の皮膚癌の講演がありましたが、好評につき今年も第2弾をお願いすることになったそうです。 今年は主に顔のシミ、ホクロ、癌についてのお話でした。 この3者は時として、紛らわしく患者さん…