稗粒腫は「はいりゅうしゅ」と呼びます。食べ物の「ひえ」に似たつぶつぶから名づけられたといわれます。 直径1~2mmの白~黄白色の硬い小丘疹で、眼瞼部ついで頬、額、陰部にみられます。原発性のものは胎生期の上皮芽が軟毛の漏斗…
カテゴリー: 皮膚良性腫瘍
最近の日本皮膚科学会雑誌にホクロとメラノーマの判断の難しい例の報告、ディベートがありました。 専門的で難しい内容で、また難しい論争ではありますが、重要な事柄なので思うところを述べてみます。 「表皮内メラノーマへの移行が考…
◆爪および爪の周囲には上皮性の腫瘍が見られることがありますが、その多くはイボです。 爪の側面にできることが多く爪を噛んだり引っ張ったりする人に多いことからもそれが裏付けられます。普通4ー5年くらいの経過をとるとされますが…
爪及び爪囲の線維性の腫瘍にも様々なものがあります。 ◇多くのものに対して最近は後天性爪囲角化線維腫(acquired periungual fibrokeratoma: APF)という名称が使われているようです。 その形…
10~20歳代に多く、特に女性に好発します。 第1足趾にできることが最も多く、ついで第3足趾に多いそうです。 原因は明確ではありませんが、機械的な刺激によると考えられています。また体質的な要因も特に若年発症例では考えられ…
指の粘液のう腫 (digital mucous cyst, myxoid cyst, synovial cyst) 指または足趾のDIP関節の背面から、爪根の間にできる腫瘤です。 直径1cm内外のドーム状ないし半球状の皮…
爪の腫瘍について、調べてみるとブログに書きました。 それで、Baran&Dawberの教本を調べてみて、そのあまりの多さ、知らない病気の多さに今更ながらびっくりしてしまいました。爪および爪囲、指まで含めると皮膚…
帰国の朝もホテルオークラの朝食を戴きました。チェックアウトもあるので、7時前からビュッフェの前に並びました。ややあって新井夫妻も早いお出ましです。随分早いですね、というと8時から爪のセッションがあるので早起きしたのです、…
先日は恒例のダーモスコピー勉強会がありました。 昨年と同じ場所で、講師のメンバーも昨年とほぼ同じです。今年は他の学会と重なったためかやや出席者が少ないように思われました。 今年も田中先生、大原先生の豊富な症例を提示しなが…
乳児血管腫(infantile hemangioma: IH)は本邦では一般的に苺状血管腫とよばれています。 苺を半分に切って皮膚に乗せたような形状からそう呼ばれていましたが、最近はIHという名称に統一されたそうです。 …