近着の皮膚科雑誌臨床皮膚科のマイオピニオンという欄に埼玉医科大学の福田知雄先生による「最近の高額薬剤などの適正使用に関する考え方」という寄稿がありました。 重要な問題であり、また将来の日本の医療と財政危機もはらんだ難問で…
カテゴリー: 炎症性角化症(乾癬など)
最近アトピー性皮膚炎の治療薬でにわかに注目を浴びてきたのがJAK阻害薬です。 外用薬ではデルゴシチニブ(コレクチム軟膏)として、2020年に発売されました。顔面などステロイド薬の連用に耐えない部位の治療薬として期待されて…
俗にいうフケ症のことを正式には脂漏性皮膚炎と呼びます。脂腺の活動が活発な時期(生後6ヶ月までの乳児期、思春期)で、脂腺の活動部位に一致してみられることから、皮脂分泌の亢進との関連が考えられていますが、真の病因は明らかでは…
乾癬に対するMTX(メトトレキサート)単独の治療の用法、容量の推奨ガイドラインは全世界的にも定まっていません。ただ、欧米では、一般的に7.5mgから15mg/週を1回ないし12時間おきに3回投与、最大30mg/週が行われ…
MTX(methotrexate)は古くて新しい薬です。その開発からの経過を大槻先生の原稿から抜粋して経年的に列記してみます。 大槻マミ太郎 皮膚科のMTXバイブル:旧薬誓書から新薬成書へ J Visual Dermat…
メトトレキサート(methotrexate:MTX)が最近乾癬治療薬として保険診療で使えるようになりました。 MTXは元々乾癬治療薬としてずっと以前(1960年代)から世界中では使われていました。しかしながら本邦では一部…
また乾癬の記事で恐縮ですが、千葉生物学的製剤乾癬治療研究会がありました。確かに乾癬は治療のトピックスが多く、進歩が早いこともあり、このところ講演会は多い気がします。 今回は岩手医科大学の遠藤幸紀先生による生物学的製剤のレ…
先日恒例の浦安皮膚臨床懇話会がありました。なんともう156回とのことです。毎回素晴らしい講師の先生が全国から来ていただき、千葉にいるだけで誰でも(皮膚科医なら?)聴講できる会です。小生は以前はスルーしていましたが、もう…
オテズラのことを書いたついでに、その薬効の中心となるサイクリックAMP(cAMP)のことについて書いてみます。 オテズラ錠の使用ガイドには、その作用機序として次のように書いてあります。 「ターゲットとなるPDE4はcAM…
乾癬治療薬オテズラの発売から1年たち、発売1周年記念の講演会が各地で開催されています。千葉でも講演会が開催されました。帝京大学の多田弥生先生が特別講演をされました。「乾癬治療の新たな選択肢~オテズラ錠の意義について」と…