今年の日本皮膚科学会総会の会頭の慶應大学皮膚科の天谷先生は天疱瘡、水疱症の専門家なので、それに関連した講演も多くありました。日頃開業医としては、めったにお目にかからない疾患群で、このブログにも書いたことはなかったように思…
カテゴリー: 水疱症・膿疱症
種痘様水疱症とは、幼少時に日光露光部を中心に中心臍窩を伴う水疱や痂皮が付着した丘疹が多発し、瘢痕を残して治癒する疾患です。蚊のアレルギーとは一見何の関係も無いようですが、重症型ではEBウイルス関連のT/NKリンパ球増殖症…
先日の日本皮膚科学会総会での印象的な講演の一つ。 かつて当ブログにも書きました。大阪大学玉井克人先生の講演です。 「皮膚臓器の広がり:皮膚から骨髄へ、骨髄から皮膚への時空的広がり」 会頭の秀 道広先生の考えられた会頭特別…
先日、千葉県皮膚科医会・日臨皮学術講演会がありました。その中で「掌蹠膿疱症診療 Update」という講演がありました。講師は東京歯科大学市川総合病院皮膚科の高橋愼一先生でした。 以前、2014年2月に掌蹠膿疱症についてか…
顆粒球単球吸着除去療法(Granulocyte and Monocyte Adsorption Apheresis:GMA)は炎症組織に集積し病変形成に関与する好中球、マクロファージおよび単球を除去し、それらの細胞機能を…
生物学的製剤は10数年前からクローン病、潰瘍性大腸炎、強直性脊椎炎、小児特発性関節炎、関節リウマチなどに臨床応用されてきました。乾癬においても2010年にTNFα阻害剤のインフリキシマブ(レミケード)とアダリムマブ(ヒュ…
日本皮膚科学会ガイドラインによる治療のアルゴリズムを示します。 膿胞性乾癬(汎発型)(GPP:generalized pustular psoriasis)を全身性炎症疾患ととらえて、1)急性期の心・循環器系、呼吸不全に…
1991年Marrakchiらはチュニジア人血族家系にみられた家族性汎発性膿胞性乾癬(familial generalized pustular psoriasis:FGPP) 患者の遺伝子解析からその原因遺伝子を解明し…
近着の日本皮膚科学会雑誌に膿胞性乾癬(汎発型)診療ガイドライン2014年度版 という記事がでていました。 膿胞性乾癬は乾癬の最重症型の病型です。長年その原因、乾癬の中ででの位置づけは不明でしたが、ごく最近遺伝子異常が発見…
【日常生活での注意】 喫煙が大きく悪化要因となっていることがわかっていますので、喫煙習慣のある人はまず禁煙にむけて努力することが最も大事だと考えられます。 扁桃炎、歯性病巣などの病巣感染アレルギーも悪化要因の大きな要因で…