「あらゆる人々と共に歩むのが仏道」 新年を迎えたその日に起きた震度7の能登半島地震は、大規模な災害をもたらして、いまだその被害の全容がつかめない極めて深刻な状態にあります。被災されました方々に心よりお見舞い…
カテゴリー: 中原寺メール
日に日に新たなり どなたもはじめての2024年の1月1日をむかえました。 どこかの大学の校歌に「日に日に新たに」で始まる歌詞があります。再三その学校の体質が問題となって世間の非難を浴びていますが、この最初の歌詞はな…
「分け隔てなき心に生きる」 秋晴れの日、ある駐車場の車内から外を眺めていたら赤い帽子をかぶった園児たちが先生に連れられて道路を歩いている光景が目に飛び込んできました。幼い児童は先生の曳く動車に乗って、歩ける子たちは列を…
中原寺メールは終わり、長らく住職の文をアップすることはありませんでしたが、毎月「宿縁」として手紙は受け取っていました。住職も引退されて、前住職となられましたが、今も元気でご活躍中です。 久しぶりに(気まぐれのようで恐縮…
【前住職閑話】―灼熱地獄― 連日連夜のこの暑さには閉口しますが、皆さま十分お体にお気をつけください。 さてお届けしている「閑話」も随分とご無沙汰してしまいました。怠慢をお詫びして再開します。 平安時代に比叡山横川(よかわ…
【前住職閑話】 1月13日から9日間の日程でインドへ3回目の旅をしてきました。 仏蹟、つまり仏教が生まれたところ(ブッダガヤー)、その教えが初めて説かれたところ(サルナート)、霊鷲山(釈尊が説法された聖地ラージギール)…
【前住職閑話】―2015年1月13日発― 新年は笑いでスタートしたいとの思いがあって、5年ほど前から仏教婦人会の新年懇親会で座興に私の落語を披露しています。 もちろん下手の横好き以前のお粗末さではありますが、案外落語…
【前住職閑話】 この季節、華やかな趣向を凝らしたイルミネーションに人々は誘われて何処も賑やかです。 しかし、冬枯れの自然の光景は何とも言えない深さがあります。 すっかり枯れ葉を落とした丸裸の幹や枝ぶりのたくましさ、寒風に…
【前住職閑話】~三国ってどこの国~ 歴史上の人物で、名前ぐらいは聞いたことはあってもよくは知らないという人は意外に多いですね。 「三浦按針」(みうらあんじん)のことはご存知ですか? 先日の中原寺門徒旅行では、三浦按針…
~【前住職閑話】~ 久しぶりにまとまった雨が降って、明日からはもう5月です。 いつのまにか青葉となった周囲の景色が心をしっとりとさせてくれます。 4月のニュースのなかで、二つの事件が心に引っ掛かりました。 一つは北海…