笹倉鉄平・・・光の河

かつて妻の知り合いの画商から笹倉鉄平氏の絵の事を知らされました。妻も鉄平さんの絵を気に入っているようでした。
カタログなどでみる彼の絵は実景をスケッチしたものなのでしょうが、どこかしらファンタジックで夢見心地にさせてくれます。黄色や青の色調の中、光の表現がとても素晴らしく心惹かれる画家だと思いました。
ある時、千葉のお店に気に入ったシルクスクリーンがあったので購入しました。
それが、HPに掲げた「光の河」という題名の絵です。
そのお店に笹倉鉄平氏が来店するとの知らせを受けました。その機会に、その絵に作者自らのサインを戴きました。
時々医院の待合室に掲げていますが、自分の中ではクリスマスのシーズンの絵だと勝手に思っています。作者に確認したわけではないのですが、妻もクリスマスマーケットの光の光景なんじゃない、との意見です。
それで毎年クリスマスの時期になるとこの絵を待合室の壁に吊るします。
たまに時期がずれて掛っていると何か違和感があります。
この絵をみていると、ああもう一年が終わるのだなーといった感慨があります。
そして年々飛ぶように過ぎていくスピードが加速されていくように感じます。
年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず 
少年老い易く学成り難し
といったような詩句が思い起こされます。
体も頭も大分くたびれてきましたが、おかげさまでどうにかこの一年を息災に過すことができました。
来年もまたそが皮膚科とこのブログをよろしくお願いします。

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