茶アザ(1)

以前、顔面のシミについて書きましたが(2013.11.16から数回)、そこでは敢えて茶アザについては深く触れませんでした。
それには理由があり、日本では茶アザのことを扁平母斑やカフェオレ斑と呼びならわしてきましたが、諸外国との定義とやや異なるところがありました。
また、カフェオレ斑には、数によってNF-1(レックリングハウゼン病)などとの異動があり、またAlbright症候群、Legius症候群などとの鑑別を要することなどもあります。治療についてもタイプによって異なりますし、レーザーの反応も必ずしも良いものではありません。
このように一口に茶アザといっても結構込み入っているのです。
これらのことを分かりやすく分類して説明できるか自信はありませんが、試みてみたいと思います。