連休の晴れ間を縫って、谷川天神尾根に行ってきました。
冬の谷川岳は雪深く大変な山ですが、天神尾根だけは天神平スキー場と繋がっていて比較的簡単に行くことができます。
ロープウェイの終点から登り始め、熊穴避難小屋までは割と緩やかな尾根伝いに歩けました。そこから先は傾斜もきつくなり、木々も少なくなってくるので結構風も直接当たる吹きさらしの雪稜になります。
ゆっくり登っていくと後続の登山者に次々に追い抜かれてしまいました。下の方では良い天気で、今日一日は天気は持つ予報だったのですが、登るにつれて視界が悪くなってきました。時折突風も吹いてよろけそうになります。すぐ前を歩いていた人の足跡もすぐに掻き消されてしまいます。
ホワイトアウトになって数十メートルおきに立っている旗竿を目印に登りますがそれも時に見えなくなってしまいました。いい加減息も上がり引き返そうかと思いましたが、12時までは頑張ろうと思いなおして進むとやっと肩の小屋にたどり着きました。
横殴りの雪に一寸先も見えません。頂上は諦めて下山しました。
しばらく下ると陽も射して穏やかな天気になりもうちょっと粘って待っておればと悔やまれましたが、上の方はガスって白一色です。やはり頂上付近は別世界かもしれません。
ひたすら下ったので膝ががくがく笑ってしまいました。
疲れきってしまいましたが、西黒尾根から続く谷川岳の稜線は光輝いて荘厳な雰囲気でしばし見とれていました。
体力、気力は年々衰えて行くのを実感しています。でも、やはりこの美しい山への恋にも似た思いは埋もれ火のようにかすかに燃えています。
冬の谷川岳は雪深く大変な山ですが、天神尾根だけは天神平スキー場と繋がっていて比較的簡単に行くことができます。
ロープウェイの終点から登り始め、熊穴避難小屋までは割と緩やかな尾根伝いに歩けました。そこから先は傾斜もきつくなり、木々も少なくなってくるので結構風も直接当たる吹きさらしの雪稜になります。
ゆっくり登っていくと後続の登山者に次々に追い抜かれてしまいました。下の方では良い天気で、今日一日は天気は持つ予報だったのですが、登るにつれて視界が悪くなってきました。時折突風も吹いてよろけそうになります。すぐ前を歩いていた人の足跡もすぐに掻き消されてしまいます。
ホワイトアウトになって数十メートルおきに立っている旗竿を目印に登りますがそれも時に見えなくなってしまいました。いい加減息も上がり引き返そうかと思いましたが、12時までは頑張ろうと思いなおして進むとやっと肩の小屋にたどり着きました。
横殴りの雪に一寸先も見えません。頂上は諦めて下山しました。
しばらく下ると陽も射して穏やかな天気になりもうちょっと粘って待っておればと悔やまれましたが、上の方はガスって白一色です。やはり頂上付近は別世界かもしれません。
ひたすら下ったので膝ががくがく笑ってしまいました。
疲れきってしまいましたが、西黒尾根から続く谷川岳の稜線は光輝いて荘厳な雰囲気でしばし見とれていました。
体力、気力は年々衰えて行くのを実感しています。でも、やはりこの美しい山への恋にも似た思いは埋もれ火のようにかすかに燃えています。