疣(いぼ)について、考えてみました。疣はポピュラーな病気で、毎日のように疣の患者さんが受診します。大体は目でみれば診断は容易に付きますが、中には疣、魚の目と自己診断されたものが、皮膚癌だったりすることもありますので、やは…
月: 2012年3月
今年の冬は例年になく寒く、そのせいかしもやけ、湯たんぽ・あんかによる低温やけどが随分と多くみられました。それでもやっと暖かい春めいた日が多くなってきました。 そんな陽気に誘われて久しぶりに緑化植物園にいってみました。 新…
【住職閑話】~ランデブー~ ランデブーとは今ではあまり使わない古い言葉かも知れませんが、ここのところ二匹の猫が毎夜8時頃になると玄関先に咲く満開の梅の木によじ登って愛を楽しんでいます。 私は正直猫はあまり好きではありませ…
このところ、あたふたした日々を過ごしました。小さな集会ですが、ヘルペスの講演を頼まれたり、春の肌荒れ、夏の皮膚病などの小さな記事を頼まれたりした時期が重なってしまいました。大した知識の蓄えもないので、このブログに書いてき…
フッ化水素酸系の洗浄剤による化学熱傷の患者さんが受診されました。 建物の外壁の洗浄をしていて、手袋に穴が開いていて洗浄剤が手にしみ込んだとのことでした。見ると右手の親指の先端が赤く腫れています。爪も白~黄色く変色していま…
【住職閑話】 とにかく、やたらと地震が多いですね。大震災から1年が過ぎてもまだ誘発地震が続くというのですから、昨年の3月11日に起きた地震がいかに巨大であったかが知らされます。 また首都圏直下型地震が起こりうる可能性があ…
抗アレルギー剤についての講演会がありました。それは、それでためにはなったのですが、後半の話はいつもと一寸変わっていました。医師ではなくマーケティングリサーチの会社の方の「患者満足度を考える」というものでした。このような話…
そが皮膚科のホームページを立ち上げてから1年が立ちました。青葉の森に散策に行き、新しい木々の芽吹きや草花の芽生えに、新鮮な感慨を覚え、年甲斐もなく一寸高揚した気分になったことを思い出します。 そして、何ということでしょう…
皮膚病理の大切さを続けて書きました。それは、まぎれもない事実なのですが、一寸皮膚生検が万能だというメッセージを与えてしまったかなと思い直しました。それを打ち消すわけではないですが、追加のコメントを書きました。皮膚の病理組…
今日は船橋で皮膚科の医会がありました。 いつも通り西山名誉教授の名講義がありました。今日のお題は乾癬と似て否なる疾患でした。次々に繰り出される疾患のスライドは多種多様で圧巻でした。さすがに、長いこと皮膚科をやっていると初…