先日、何気なくネットのニュースを見ていたら、アナウンサーの安住紳一郎さんが、「クインケ浮腫」で上口唇が3,4倍位腫れて番組を欠席したとの記事が出ていました。さらに、「星野源から同じ症状でたとの連絡があった」と述べたとの…
カテゴリー: 皮膚疾患
先日の日皮総会で、「壊死性筋膜炎の最前線」という講演を聴講しました。まず、驚いたのが、初期対応の遅れから不幸な転機をとったケースでの医療訴訟の判例でした。経過、対応などは正確に覚えていませんが、賠償金が5000万円以上だ…
肉芽腫のことを書いてきたので、基本に返り、肉芽腫について調べてみました。 その前に・・・ 近着の日臨皮雑誌に面白い記事がありました。「皮膚科医47年のぼやき放題 木花 光」 やや長くなりますが、肉芽腫の部分を転載してみま…
先日、慢性特発生蕁麻疹(Chonic Spontaneous Urticaria:CSU)のWEB講演会2)がありました。 それによると、近年の蕁麻疹治療のガイドラインは、オマリズマブ(ゾレア)、デュピルマブ(デュピクセ…
1.環状肉芽腫 定型的には環状の臨床像を示し、組織学的には柵状肉芽腫を特徴とする疾患です。 50代以降の中高年に好発しますが、若年発症例もみられます。女性にやや多い。 【臨床症状】 典型例では、四肢末梢に皮膚色ないし、淡…
その(2)酒皶 【診断】 顔面の赤ら顔を伴う様々な疾患が鑑別にあがります。まず、それらを除外診断することが酒皶の診断の要諦となります。 ・接触皮膚炎・・・いわゆる”かぶれ”。 ・酒皶様皮膚炎・・・かぶれのためにステロイド…
尋常性痤瘡については、過去に詳しく書きました。しかしながら2015,2016年の記事からもう10年が経ちました。十年一昔とは言い古された言い方ですが、将にニキビ・酒皶治療についても変遷を経て、ガイドラインも改訂されました…
リポイド類壊死症(Necrobiosiss lipoidica)は、糖尿病のデルマドロームと考えられており、従来は糖尿病性リポイド類壊死症と呼称されていましたが、その関連もないことも多く、現在では単に「リポイド類壊死症」…
多くの皮膚疾患で時として、変性した皮膚成分が表皮を経由して排出される(transepithelial elimination:TEE)現象がみられます。成分としては、炎症細胞、赤血球、微小異物、ムチンや変性した膠原線維成…
【概念】 原因不明の全身性肉芽腫性疾患で、皮膚、リンパ節、肺、肝、脾、心筋、中枢神経、腎、口腔粘膜、眼、骨、耳下腺など全身の諸臓器を侵します。肉芽腫が集合して形成された結節をサルコイド(類肉腫)といい、皮膚ならば皮膚サル…