蕁麻疹(6)治療

いままで述べてきましたように、蕁麻疹の治療はその経過や病型、さらに重症度に応じて対応、処置、薬剤が異なってきます。また長期化した慢性蕁麻疹の場合は、その予後に関する説明も必要になってきます。 まず、大きく原因を特定できる…

酒さの外用グッズ

酒皶に使われる外用剤は保険適応のないものが多いのですが、残念ながら保険適応のあるもので効果のある外用剤があまりないという現状があります。 むしろ全くないといっても過言ではないかもしれません。アトピー性皮膚炎に用いられるプ…

蕁麻疹(3)–分類

日本皮膚科学会では2005年に「蕁麻疹・血管性浮腫の治療ガイドライン」を作成しましたが、2011年に国内外の新たな知見を加えて、改訂版とでもいうべき、現時点での最新版のガイドラインが作成されました。それに基づいて分類、病…

蕁麻疹(1)

浦安皮膚臨床懇話会でじんましんの話がありました。この方面では日本で第1人者といってもよい広島大学の秀教授の講演でした。(当HPでもリンク先に広島大学のHPをあげてありますし、日本皮膚科学会HPの皮膚科Q&Aでも秀…