今年の冬は例年になく寒く、そのせいかしもやけ、湯たんぽ・あんかによる低温やけどが随分と多くみられました。それでもやっと暖かい春めいた日が多くなってきました。 そんな陽気に誘われて久しぶりに緑化植物園にいってみました。 新…
カテゴリー: つれづれなるままに
このところ、あたふたした日々を過ごしました。小さな集会ですが、ヘルペスの講演を頼まれたり、春の肌荒れ、夏の皮膚病などの小さな記事を頼まれたりした時期が重なってしまいました。大した知識の蓄えもないので、このブログに書いてき…
フッ化水素酸系の洗浄剤による化学熱傷の患者さんが受診されました。 建物の外壁の洗浄をしていて、手袋に穴が開いていて洗浄剤が手にしみ込んだとのことでした。見ると右手の親指の先端が赤く腫れています。爪も白~黄色く変色していま…
抗アレルギー剤についての講演会がありました。それは、それでためにはなったのですが、後半の話はいつもと一寸変わっていました。医師ではなくマーケティングリサーチの会社の方の「患者満足度を考える」というものでした。このような話…
そが皮膚科のホームページを立ち上げてから1年が立ちました。青葉の森に散策に行き、新しい木々の芽吹きや草花の芽生えに、新鮮な感慨を覚え、年甲斐もなく一寸高揚した気分になったことを思い出します。 そして、何ということでしょう…
皮膚病理の大切さを続けて書きました。それは、まぎれもない事実なのですが、一寸皮膚生検が万能だというメッセージを与えてしまったかなと思い直しました。それを打ち消すわけではないですが、追加のコメントを書きました。皮膚の病理組…
今日は船橋で皮膚科の医会がありました。 いつも通り西山名誉教授の名講義がありました。今日のお題は乾癬と似て否なる疾患でした。次々に繰り出される疾患のスライドは多種多様で圧巻でした。さすがに、長いこと皮膚科をやっていると初…
心に残る講演をもう一つ。先日の学会で、福井大学熊切正信先生の「皮膚病理はなぜ重要か――若い皮膚科医へ――」という講演がありました。皮膚病理とは皮膚生検といって、局所麻酔して皮膚の一部を切除して病気の原因を調べる手技で、開…
塩野七生「ローマ人の物語」を読んでみました。数年前にこの本を知り、次第にそのファンになっていきました。古代ローマ人の建国からカエサル、アウグストゥスに到る発展の歴史は人口に膾炙した壮大なドラマですが、国が栄えて行く時の物…
晴れた休日にスカイツリーを見に行ってきました。色々な表情をみせるスカイツリーの写真です。北十間川からは逆さツリーが見えるとのことでしたが、当日は光線の具合かはっきりとは見えませんでした。川も目下工事中で、散策道、遊歩道が…