クスコからチチカカ湖へ

マチュピチュを後にして、再びクスコに向かいました。夕食ではアンデス民族舞踊ショーをみることができました。 クスコからバスでプーノ(チチカカ湖)を目指しました。途中のドライブインでアルパカやリャマやビクーニャや天竺ねずみ(クイ)などを飼っていて餌やりなどをさせてくれるところがありました。結構近づけましたが、ビクーニャは気に入らないとくしゃみをして相手を威嚇していました。 標高4335mのラ・ラヤ峠を越えて行きましたが、ここは今回の旅で最高高度の地点です。とりたてて何の変哲もない峠ですが、さすがに高地で周りのアンデスの山々も雪を被って辺境の地にきたという感じが実感できました。高山病と寒さを心配していたのですが、この日は晴れていて高度にも馴れてきたのか寒さもそれ程感じません。道端には観光客相手のバザールが開かれ、現地の子供たちがリャマを連れて近寄ってきます。一緒に写真を撮ってあげるというのですが、一人1ソル(30円程)を要求してきます。彼らの観光収入なのです。 バスは何もない大平原を進んでいきました。遠くの山々にはアルパカの群れが黒点のように散在していました。帰りの空港のあるごみごみしたフリアカの街を抜けて8時間程かけてバスはプーノの街へと下っていきました。それでも3800mと富士山頂よりも高い所にあります。眼の前には広大な(琵琶湖の12倍以上という)チチカカ湖が拡がってみえます。 もうお隣はボリビアです。ここはインカ発祥の地とされ神聖な地だったそうです。 岸から船で20分程でウロス島に着きました。ここはトトラ葦を積み重ねた人工の浮島で観光の名所になっています。ウル族の人々が原始の生活様式を見せてくれました。何重にも葦を重ねてあるのでまるで大地のように安定していましたが、所によってはぶよぶよした足元もありました。原始的といっても観光客向けのようで実際はソーラーパネルもあり、無論テレビもあり、モーターボートなど使っていて実際の生活は意外と近代化されているようでした。日本人は上得意様なのか、帰りにはチョウチョ、チョウチョや結んで開いてなどの童謡まで歌ってサービスしてくれました。 湖の風は強く、天候が急変して冷雨もあるといわれ、いっぱい防寒具を持って行きましたが当日は順調に早く到着したこともあり、晴れていてほとんど風もなく快適でした。アンデス民族舞踊ショー.jpgアルパカとリャマ.jpgビクーニャ.jpgビクーニャ2.jpg天竺ネズミ.jpgラ・ラヤ峠.jpgラ・ラヤ峠のバザール.jpg大平原.jpg大平原2.jpgチチカカ湖とプーノ・タウン.jpgウロス島.jpgウロス島2.jpgウロス島位置.jpgウロス島模型.jpg物々交換模擬.jpg

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