マチュピチュ

インカの首都クスコ(標高3500m)から北西にウルバンバ川沿いに聖なる谷が続きます。ここはスペイン軍によるクスコ陥落後、インカ軍の抵抗の拠点となった所です。渓谷沿いにトウモロコシ畑が続き、インカの遺跡も点在しています。オリャンタイタンボから展望列車に乗りましたが、遠くにはベロニカ山という雪山もみえました。そして2010年に豪雨で土砂崩れがあった地点を通過し1時間半程でマチュピチュ村(標高2000m)に着きました。そこからはシャトルバスで九十九折になった山道を20分ほどかけて遺跡入り口まで登って行きました。この道はマチュピチュ発見者のハイラム・ビンガムに敬意を表してハイラム・ビンガムロードと呼ばれています。 入場ゲートを過ぎて一しきり急坂を登ると目の前にマチュピチュ遺跡(標高2400m)とワイナピチュ山が拡がって見えてきました。写真や上野でのマチュピチュ展でみたビデオそのものですが、やはり実物は圧巻でした。現地ガイドの女性も通り一遍の説明ではなく、自分でガイドブックまで書く程の熱心な人で日本語も勉強している人でしたので深い話が聞けました。 マチュピチュは一般には巫女が住む特別な宗教施設と考えられていますが、最近のDNA鑑定では人骨の男女比はほぼ同等とのことで、各地から集まった貴族が住んでいて知識(天文、宗教、技術産物など)の集積の場所となっていたのではないかとの意見を述べていました。知識そのものがパワーの象徴だったというのです。文字がなかっただけにまだわからないことがいろいろあるようです。第1日目は上の方から順次村の中を見て回り、翌日はインカ道を辿り、太陽の門インティプンクまでミニトレッキングをしました。 その時の写真をアップしました。

展望列車.jpgベロニカ山.jpg列車内で.jpgマチュピチュ全景.jpg霧のマチュピチュ.jpg九十九折(ハイラムビンガム道).JPG見張り小屋2.jpg太陽の神殿.jpg日時計(パワーストーン?).jpgコンドルの神殿.JPGリャマ.jpgインカ道.jpgインカ道からのマチュピチュ.JPGインカ道から.jpg太陽の門から.jpg太陽の門.jpg

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