中原寺メール9/28

【住職閑話】~ショック!~
 どう考えても毒虫に刺されたという記憶もないままに、三、四日前から右目の瞼の上と目尻に痛みが増し腫れてきたので仕方なく皮膚科に行って診てもらいました。
 医師から即座に「帯状疱疹ですね」と言われました。想定外の診断結果に、思わず「ほんとうですか?」と問い返すほど、かなりのショックでした。
帯状疱疹は最近よく耳にしますが、疲労やストレスが原因し、高齢者に多いと聞きます。他人事と思っていたので愈々高齢者の仲間入りかとショックを受けて、医者帰りに用事を済ませる気力も失せて真っ直ぐ帰宅をしました。
 帰宅してからインターネットで「帯状疱疹」を検索、これまでの症状がすべて当たっており、納得せざるを得ませんでした。
 想定外とは、いつも自分勝手な思いをめぐらして生きていること、こうなるはずだ、ああなるはずだと勝手な思いにふけっているからに他なりません。
 室町期の僧蓮如さんは「行く先向かいばかり見て足元を見ねば、踏み損なうなり。人のうえばかり見て、わが身の上のことを心がけなければ一大事たるべき」とおっしゃっています。
 さて、休息の時間を取るようにして美しい音楽と仏教書をたしなむことにしましょうか。
 でも右目が見えにくくなってしまってちょっぴり無念です。

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