中原寺メール5/22

【住職閑話】~1年経って~
 昨年の5月20日に子息へ中原寺住職を引継ぎ、「住職継職法要」を修行してから1年が経ちました。あの日は五月晴れにも恵まれて、多くの方々のお参りのもと、住職が交代する法要にあっていただきました。
 立場は「住職」から「前住」(ぜんじゅう)という名称に変わりましたが、日々の生活は以前と少しも変わりません。サラリーマンと違ってリタイヤではありませんので、お寺での生活は同じです。僧侶として生涯現役でいられるのも有り難い世界です。
 でも変わったという一面もあります。
今まで住職宛に来た郵便物は当り前のように封を切っていましたが、それをしてはならなくなったこと。もう一つはくだらない勧誘等の電話には「私は住職でないのでわかりません!」と断れることです。
 さて季節は本格的夏に向かって早や汗の出る陽気になりましたが、これからは結構各地へ出かけることが多く、また7月28日の門信徒ファミリーパーティーにおける「おとめ座劇」の準備にも入ります。
 今回の劇はあの美輪明宏さんの「よいとまけの唄」に決まりました。美輪さんが幼少時に一緒に育った友人の亡き母を回顧する内容の唄ですが、河合さんが書き上げてくれた台本を読みながらジーンときています。
「あれから何年 たった事だろ 高校も出たし 大学も出た 今じゃ機械の世に中で おまけに僕はエンジニア 苦労苦労で死んでった 母ちゃん見てくれこの姿 母ちゃん見てくれこの姿」
劇でどの配役が私に回ってくるのか、今までと違った泣き笑いの物語が演じられることでしょう。
みなさん、きっとこの劇を楽しみに見に来て下さいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)