塩原温泉にて

お盆休みに塩原温泉に行ってきました。のんびりとした数日を過ごせました。 夜は打ち上げ花火などもありました。お湯につかりながらぼーとしたり、温泉街を散策したり、リラックスできました。散策の途中で塩原の資料館を見つけ入ってみました。明治時代の古くからの写真や資料がありましたが、皇族方、文人墨客も多く塩原温泉を訪れていました。尾崎紅葉、田山花袋、夏目漱石などの名前もありました。漱石は大正の初めに湯治に滞在したとのことで、その紀行文のなかで、西都須野(西那須野?)で下車す、軽便鉄道で関谷まで行きそこで下車。「いゝ路なり 蘇格土蘭土を思ひ出す 松、山、谷、青藍の水」と書いています。塩原にスコットランドの風土を思い出したとは意外な感じもしましたが、途中の高原がそのような景色なのかとも思いました。古い写真の中には塩原遊覧の馬車だとか、高村光太郎と智恵子の写真などもあって興味深いひと時でした。 塩原は渓谷とあって、渓谷にかかる多くの吊り橋があります。もみじ谷大吊橋もその一つで320mと大きなものでした。 日塩もみじラインの途中にはハンターマウンテンゆりパークという500万輪ともいうゆり畑があってユリの花を堪能しました。スキーゲレンデが一面のユリ畑になっていて、リフトで上まで上がり、ユリに埋もれたような遊歩道を山麓まで下りてきました。途中フジバカマに止まって蜜を吸うアサギマダラも見えました。シロツメグサなども咲いて一面の花畑になっていました。直売所では50種類もの色とりどりのユリの花が咲き乱れ、選ぶのにまごつく程でした。塩原1.jpg塩原2.jpg塩原3.jpg資料館1.jpg資料館2.jpg資料館3.jpg資料館4.jpgもみじ谷大吊橋.jpgアサギマダラ.jpgゆり1.jpgゆり2.jpgゆり3.jpgゆり4.jpg

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