中原寺メール1/7

【前住職閑話】
 新しい年が明けて今日はもう七草粥ですね。
今日は私の母の誕生日(明治45年1月7日)なんです。七草粥の日なので覚えていられます。
そしてやがて11日は私の誕生日で鏡開きの日なのです。親子二人とも暦に関係しているのが不思議です。
本堂での朝のお勤めをしながら、今こうしていのちあるのも母のお蔭だなとふと思いました。
昨日は午後から上野鈴本と浅草演芸場に「お笑い」を聞きに行ってきました。
目的は毎年仏教婦人会新年会の演芸を盛り立てるために「ミニ落語」をするので、そのネタ探しです。
 両演芸場とも正月休みが終わったこともあって少ない観客でした。正月は顔見世興行なので入れ代わり立ち代わりで落ち着いて話を聞くという状況ではありません。ちょっと残念です。
 その中で唯一「柳家権太楼」の「代書屋」は見事で、大笑いしました。
人を笑わすというのは本当に難しいものですね。日常でも人を怒らせるのは簡単ですが…。
 ともかく心に余裕がないと笑う日々とはまいりません。
お互いに今年は「笑いのある日」を心がけましょう。