茶アザには大きく分けてカフェオレ斑、扁平母斑、ベッカー母斑があります。 1)カフェオレ斑 生下時から、あるいは生後間もなくして生じるコーヒー牛乳色、カフェオレ色の色調が均一な淡褐色の斑を指します。 大きさは0.2~20c…
月: 2016年12月
以前、顔面のシミについて書きましたが(2013.11.16から数回)、そこでは敢えて茶アザについては深く触れませんでした。 それには理由があり、日本では茶アザのことを扁平母斑やカフェオレ斑と呼びならわしてきましたが、諸外…
時々、”にきび”について書いていますが、最近のにきび治療はここ数年で大きく変わってきました。これまで、ずっとイオウ製剤か、抗生剤一本やりだったのが、長足の進歩です。というか、先生によってはやっと日本のニキビ治療も諸外国(…
日本皮膚悪性腫瘍学会が行なっている悪性腫瘍黒色腫予後調査では2005年から3000例近い症例を集積しています。それによると病変が局所に留まる症例は全体の61%、リンパ節に及ぶ例が22%、遠隔転移がある例が11%だそうです…
メラノーマの手術範囲についていくつか。 【生検について】 一般的に部分生検(incisional biopsy)は禁忌とされます。腫瘍の一部を切除、検査することの問題点はいくつか指摘されています。まず第一に部分生検をする…