1. ざ瘡様皮疹 毛包や脂腺の細胞が強く障害されていて、似てはいるものの、ニキビそのものではないので、早期から炎症を抑えるために強めのステロイド外用剤を使用します。ニキビにはステロイド外用剤は禁忌なのですが、ここが治療の…
月: 2015年3月
千葉市医師会講演会での大原國章先生の講演の要旨です。 黒い爪をみたら、次の5つの疾患を考える必要があります。 1)悪性黒色腫(Malignant Melanoma: MM) 2)爪甲色素線条 3)Bowen病 4)血腫 …
昨日、千葉市医師会の講演会がありました。講師は元虎の門病院皮膚科部長の大原國章先生です。 大原先生の講演はもう恒例となった感があります。いつも期待に胸弾む講演です。こんな素晴らしい講演なのに、今回は他の講演会も重なったた…
分子標的治療薬の種類は多く皮膚症状も多彩ですが、代表的なものはEGFR阻害薬によるものです。 まず、それについて記載してみたいと思います。 【EGFR阻害薬】 上皮成長因子受容体(epidermal growth fac…
よんどころない事情で電子カルテを買い換えることになりました。4月中旬に切り替えますが、その準備が意外と手間取りそうなことが、Xデイが近づいてくるに従って、わかってきました。 それでしばらくブログの更新はおろそかになりそう…
分子標的薬とは、と大上段に構えた表題を書きましたが、そこですでに躓いてしまいました。教本を読んでみても膨大すぎて何だかよく解らない、これって全部の悪性腫瘍の話でしょう。普段癌患者なんか診ない小生には無理です。それだけかと…